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2019年の年納め、「本〆會(ほんじめかい)」

年末恒例の「本〆會(ほんじめかい)」が、ブックサロンスペース「本楼(ほんろう)」で今年も開催されました。松岡正剛事務所と編集工学研究所が1年お世話になった方々をお招きし、ささやかなお酒やお料理とともに賑やかに交わし合う年の瀬の集いです。

100名を超えるお客様は、ファッションデザイナーから音楽家まで、企業家から数寄屋建築家まで、アメフトチームGMからビリヤード・チャンピオンまで、多士済々のお顔ぶれ。思いがけない方同士をお引き合わせするのが、松岡やスタッフの楽しみでもあります。

 

本〆會
12月20日、編集工学研究所「本楼」に100名が集う「本〆會」

 

本楼の舞台「本棚劇場」では千夜千冊エディション『編集力』の表紙を飾ったLES SIX(レシス)・川西遼平作のジャケットを壇上に設え、ファッションと本の対角線をひく特別仕様に仕立てました。

 

本〆會
ファッションデザイナー川西遼平による「松岡正剛服」。
写真は松岡の文章や活動をモチーフしたスタジャンで、10着限定版。

 

2020年は「スタイル」でいく

本楼の熱気も最高潮に達した頃、松岡正剛よりご挨拶をいたしました。

「いま日本は、相当にヤバいです」、憂国の言葉から切り出した松岡は、その理由を「今の日本にはスタイルをつくりだす力がなくなっている」と話しました。

「スタイル」とは様式や形式であり、モード、フォーマット、そして型ともいえます。かつて中国や西洋の文化を取り入れながら自己流に仕立てていった日本が、今やグローバルスタンダードに上書きされるに任せている。そのことが、日本からスタイルを消している、と。

「2020年は“スタイル”でいきたい」と締めると、会場からひときわ大きな拍手が起こりました。

 

本〆會
2019年を振り返る松岡正剛。2000年から書き続けている千夜千冊は、この日時点で1727夜に。

 

編集工学研究所は、2020年も日本の新しいスタイルの編集にチャレンジして参ります。