12/22(月)AIDAネットワーキングイベント開催 | 変革期のリーダーたちが集う[AIDA]で、次代を生き抜く「編集力」を磨く。
世界の複雑さがリスクを帯びて表出してきた現代、組織や個人の「あり方」が問い直されています。従来の経営手法や組織の仕組みでは立ち行かなくなり、物事の捉え方から再構築し、方向性を模索する時期にきています。
きっとそこには、日本が長らく培ってきた「間(あいだ)」を編集する力、個々の枠組みに囚われ過ぎない考え方や表現の方法が求められるはずです。
編集工学研究所が主催するHyper-Editing Platform[AIDA]は、各界・各企業を代表するリーダーたちが第一線の知識人と対話を重ねながら学び、アウトプットする場です。多様な領域の最新・最深の知見に触れて社会像を捉え直し、あらゆる判断の前提となる「編集力」を半年間かけて徹底的に磨きます。

2025年12月22日(月)AIDAネットワーキング会開催のご案内
Hyper-Editing Platform[AIDA](以下、AIDA)の次期開講は、2026年10月を予定しています。これに先立ち、AIDAの世界観・プログラム内容のご紹介、および、AIDAにご関心をお持ちの皆様の交流の場として「AIDAネットワーキング会」を開催します。AIDAをより知っていただくため、受講者派遣のご検討のために、ぜひお越しください。
当日は、受講者の皆様がどのような学びや気づきを得てきたか、AIDA参加企業様の視点も通してご紹介いたします。

◉開催日程:2025年12月22日(月)19:00~21:00(*18:30開場)
◉会場:株式会社パラドックス 東京オフィス
〒150-6013 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー13F
*AIDA参加企業様の株式会社パラドックス本社ラウンジをお借りしての共催です
◉当日の概要:
◎ゲスト鼎談「複雑性時代に問い直す、これからの学びと組織経営」
◎ご歓談ネットワーキング
◎Hyper-Editing Platform[AIDA]のご紹介
◉鼎談ゲスト:
安渕聖司様(アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEO)
高﨑一様(Kaizen Platform 取締役CFO)
モデレーター:安藤昭子(編集工学研究所代表取締役社長・AIDAプロデューサー)
◉参加費:4000円(税別)(*ウェルカムドリンク、軽食をご用意しております)
◉定員:30名
◉お申込方法:以下よりお申込み・お支払いください
https://abjan.biz/brd/short/isis_editschool/5482110/zfwasxjn.html?s=718&u=3183
思考のOSをアップデートし、先を見通す力を育む
■変革期のリーダーに「間(あいだ)」編集力が求められる理由
前例が通用しなくなった今、リーダーに求められるのは「正解を実行する力」ではなく、「問いを立て、仮説を編集し続ける力」です。そのためには、既存の枠組みを超えて、何かと何かの「あいだ」から世界を捉え直すことから始める必要があります。
異なる領域を結びつけ、新しい意味や価値を構想する「編集力」こそが、次の10年を見通す武器になります。単なる知識のインプットではなく、物事の捉え方の「前提」そのものを一度壊し、自らの価値軸と社会像・世界像を更新していくのが、AIDAのプログラムです。
2005年に三菱商事とリクルートの有志が発起人となり開塾して以来、AIDAが20年にわたって継続し、大手企業選抜メンバーからベンチャー企業経営者まで、延べ500人以上が参加してきた理由はここにあります。
■AIDAで得られる3つの価値 ~思考の「OS」が書き換わる~
①異分野を横断するテーマ設定——世界の見方が変わる
開催年度ごとに「○○と○○のAIDA(あいだ)」というテーマを設定し、異なる領域を横断し、かけ合わせながら世界を見つめ直します。「あいだ」に立つことで、固定化された見方を壊し、多様な角度から柔らかく思考することができます。
【これまでのテーマ】
2020年度:「生命と文明のAIDA」
2021年度:「メディアと市場のAIDA」
2022年度:「日本語としるしのAIDA」
2023年度:「意識と情報のAIDA」
2024年度:「型と間のAIDA」方法日本シリーズ①
2025年度:「座と興のAIDA」方法日本シリーズ②
*2026年度は、「方法日本シリーズ」の最終回を予定しています。
半年間のプログラムには、元外交官・作家の佐藤優氏、江戸文化研究者の田中優子氏、社会学者の大澤真幸氏、メディア美学者の武邑光裕氏、数理学者の津田一郎氏ら、第一線の知識人が「AIDAボード」として伴走します。月ごとのゲストとの間で「知の他流試合」が展開されます。
②「壊す・肖る・創る」変容プロセス——思考の型を自ら編集する
AIDAでは、全6回のライブセッションを通した「座」全体での学びを中心に、「壊す・肖る・創る」の3段階の変容プロセスを辿ります。既存の前提を疑い、思考を自由にし(=壊す)、膨大な書物や各界の達人の見方を借りて仮説を強化し(=肖る)、様々な視座を編集しながら新たな自己像・社会像・世界像を構想します(=創る)。

AIDA受講者(座衆)は、「連(れん)」と呼ばれるオンライングループに所属し、コーチ役のAIDA師範代や座衆仲間と共に学びを継続します。ライブセッション前後に取り組む課題では、指定図書を読んでアウトプットし、AIDA師範代から指南を受けて思考を深めます。半年間、インプットとアウトプットを高密度で繰り返すことで思考の「型」が備わり、「個」の仮説力や判断の質が変わっていきます。
③異業種リーダーとの他流試合——半年後も続く編集ネットワーク
起業家や経営者、各社からの選抜で参加する若手リーダーまで、多様なバックグラウンドを持つ「座衆」が集います。
8名前後のオンライングループ「連」に分かれてウェブ上で課題に取り組み、月1回のライブセッションでは「座」全体で集い、交わし合います(リアル参加型/オンライン参加型あり)。業界の垣根を超えて濃密な議論を重ね、「個」として大きな問いに差し掛かり、半年後も続くAIDA編集力とネットワークを築きます。



受講者インタビュー ~AIDAで何が変わったか?~
■須藤憲司さん(Kaizen Platform代表取締役)
「わからないことを『わからない』と受け入れることから始まった」
リクルート社時代、上司の推薦でAIDAに参加した須藤さん。初回の講義で、普段、自分が使っているビジネス用語とはまったく異なる言葉が飛び交うことに圧倒され、「わからない」ことを受け入れ、未知への恐れを捨てたことで思考が解放されたと言います。
AIDAの半年間を経て、シリコンバレーでの起業へと踏み出しました。「ビジネスリーダーには『成長』だけでなく『成熟=深さ』が必要。問いを立て、掘り下げていく人間力をAIDAで学んだ」と語ります。
▶インタビュー全文はこちら
■本城慎之介さん(風越学園理事長)
「『あいだ』を動かさないと、コミュニケーションがただの交換で終わってしまう」
楽天の共同創業者から教育分野へ転身した本城さん。イシス編集学校で学んだ後、AIDAへ。人工知能と仏教を同時に学び、自画像を考えるときに鏡の歴史を辿る。何かと何かを「あいだ」で捉え直すこのアプローチが、物事の奥や底まで見通す力につながったと語ります。
教育事業に携わるなかで、子どもやスタッフとの対話に「あいだ」の視点を取り入れ、創発を生む場づくりを実践しています。
▶インタビュー全文はこちら
■土屋恵子さん(モナド代表)
「日本を深く知ることが、グローバル企業の組織開発に活きる」
グローバル企業の人事・組織開発に携わってきた土屋さん。「世界と日本のギャップ」の奥に、実は「深くて未知なる日本」が隠れていることに気づき、AIDAの受講を決意しました。
「AIDAの場づくりは、細部までしつらえられた伊万里焼のよう。余白を生かし、受け手の想像力を触発する。答えを用意するのではなく、創発を促す方法は、実は日本が昔から持っていたもの」
数年にわたり受講を継続している理由は、「謎が深まるから」。深い森に踏み入るように、学びが深まり続けていると語ります。
▶インタビュー全文はこちら
▶お知らせ: 2025年12月22日(月)に、「AIDAネットワーキング会」を開催いたします。

当日は、アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEOの安渕聖司様、Kaizen Platform 取締役CFOの高﨑一様が鼎談にご登壇予定です。受講者としての目線、経営者としてAIDAで学び続ける理由をお話しいただきます。
◉お申込方法:以下よりお申込み・お支払いください
https://abjan.biz/brd/short/isis_editschool/5482110/zfwasxjn.html?s=718&u=3183
▶次期開講:
2026年10月(~2027年3月)を予定しています。