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帝京大学 様

帝京大学

2012年4月、帝京大学と編集工学研究所は、MELIC(帝京大学メディアライブラリーセンター:図書館)内に総合型読書推進プログラム「共読ライブラリー」を始動しました。“本を読みあい、薦め合い、評し合う” をスローガンに、共読によって人と本と場に創発力が起こり、ユニークなブックコモンズが生まれています。[オンライン読書術コース・メクリ]は、学生の1人ひとりが共読体験しながら情報編集力の獲得を目指す取り組みで、図書館と学部教育の現場の連携により当初から授業に導入されてきました。毎年約1000人の新入生が受講、約60名のイシス編集学校の編集コーチが編集指南を担当しています。

 

プロジェクトの背景

学生が興味を持てるインターフェイスを、とご相談をいただき、スマホでも受講しやすく、自発的にトレーニングできる機能とデザインの開発をスタートしました。プログラム内容は意見を交わし合いながら進め、多数の職員の方々にモニタリングしていただきました。2017年から導入いただいています。

実施内容

共読は読書の本来。共読は対話力を鍛える。

1冊の本を、著者や編集者と対話しながら読む。コーチや仲間と見方やfeelを交わし合いながら読む。本と人と場が、さまざまにつながっていきます。リーディングとライティング、そして “共読力” を同時に鍛えるトレーニングです。

Concept Make コンセプト設計

メクリ・プログラム

 

 読書のプロセスを「読前・読中・読後」のステージに分け、情報編集プロセスに重ねた8つのMISSIONを構成したプログラム。

 [読前]でアナロジカルに読書がスタートし、[読中]は高速付箋マークキングでマップを手に入れ、冒頭からよみはじめます。読み終えると関連ワードを集め、リコメンデーションの型を使ってアウトプットの準備へ。
[読後]は本を紹介する帯の作成です。コーチの指南を受けながら何度も推敲を試みます。

 

トレーニング期間

 トレーニングの期間は自由に設定できます。帝京大学では、オープニングは授業の1コマを「読書術コース説明会」にあてていただいています。学生は、説明を聞いてコースの流れをつかみ、登録手続き、MISSION1〜2の回答や選本と進んでいきます。2週間でMISSION終了、その後1週間を帯文の推敲にあてています。
 6〜8人のグループごとにつくコーチ(共読ナビゲーター)が全員の回答に指南します。

OBI-1大賞

 

 [読後]のアウトプットは「帯」にして本に巻き、図書館の本棚に配架されます。また、学科ごとに行われるアワード「OBI-1大賞」では表彰式も行われ、その年の受賞作は「共読ライブラリー」でお披露目されます。

アウトプットと成果

「共読カタログ 2018-2019」(制作:帝京大学メディアライブラリー)より