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敦賀市知育・啓発施設の名称発想ワークショップを実施しました

小学生が地域施設の名付け親になるかも!? 

編集工学研究所は、敦賀市知育・啓発施設プロジェクト」の一環として福井県敦賀市松原小学校の生徒向けに、編集メソッドを用いたワークショップを実施しました。

 

<ワークショップ実施概要>

日時:2021年7月12日〜15日(4日間)

場所:福井県敦賀市松原小学校(講師は編集工学研究所からオンラインで参加)

参加者:松原小学校の5年生3クラス

講師:イシス編集学校 学林局・局長 佐々木千佳

 

福井県敦賀市では、「知育・啓発施設」を2022年9月に開設予定です。施設名称の一般公募に先駆けて、敦賀市立松原小学校にご協力いただき、名称を考えるための発想法を訓練するワークショップを行いました。

 

ワークショップでは、まず敦賀のイメージとそこから連想できるキーワードを三つ挙げ、これらの単語に対して「地と図を動かす」「キーワード・ホットワード・ニューワード編集術」「見立て」などの編集メソッドを使って、単語と単語のあいだをつなぎ合わせ、新しい意味やイメージへと発想を膨らませました。

 

生徒からは、「海」と「港」と「水島」のように穏やかな雰囲気をイメージさせるキーワードや、「船」と「松の木」と「神社」のように地域の宝を並べて「敦賀らしさ」を演出したキーワードなどが上がりました。これらをもとに生まれたイメージから、生徒らは敦賀ならではの施設名をグループで話し合い、発表しました。

普段あまり目にしないような意外な組み合わせの回答も目立ち、講師の佐々木は「名付けることとは編集の贈り物です」と振り返りました。

 

5年1組と5年3組の様子

 

「本」から連想を広げるワークを指導する講師の佐々木

 

▼ワークショップ資料の一部抜粋

敦賀市立松原小学校のワークショップ資料【2.5MB】

 

施設名称の一般公募が、8月2日より開始しました。編集工学研究所が制作した敦賀市知育・啓発施設プロジェクトのウェブサイトからご覧いただけます。

名称募集の際の発想のきっかけとしても使ってもらえるよう、ワークショップの様子の一部がガイダンスとして掲載されております。

https://tsurugachiikukeihatsu.jp/topics/676/

 

 

 

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