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[トピックス] 2014年9月30日

謎解きアプリ[NAZO]には「編集力」がつまっている


◎9月23日、謎解き絵本アプリ[NAZO]がリリース!

謎解き絵本アプリ[NAZO]は、不思議な劇場「シアターNAZO」で繰り広げられる、月をめぐる物語。劇場支配人から出される、数々の謎を解き明かしながら物語を読み進め、最後には本物の『宝』を獲得するチャンスが得られる、謎解き絵本アプリです。

 

弊社所長・松岡正剛が世界観設計を行い、編集工学研究所が物語と謎の制作に携わりました。ビジュアル面ではアニメーションスタジオStudio4℃、UI設計/監修ではゲームニクス論のサイトウ・アキヒロ氏が参加しました。

 

『宝』には、世界中の著名人から提供される、お金では買えない夢のような体験の数々が揃います。期限(2015年3月31日)までにアプリ内すべての謎に解答し、その後出題される最終謎に早く正解した方に、順に『宝』を1つを選ぶ権利が与えられます。

 

そして、その『宝』をめぐってアプリ内で寄付を募り、“夢見ることすら叶わない子供たちに、夢を見るための手助けを”という試み「Share the Dream」プロジェクトも同時に行っています。

 

「NAZO」プロモーション映像

[NAZO公式サイトへ]

 

 

◎「物語編集術」によってつくられている「月の国の物語」

今回のアプリ制作には、物語づくりが大きな要素を担っています。謎を秘め、さらにユーザーを引き込む物語づくりには、魅力的な物語が不可欠です。そこで、編集工学研究所では、松岡正剛が長年研究してきた「物語母型(Narrative Mother)」を活用したストーリーづくりを行いました。

 

「物語母型」とは、世界中の主要な物語群から抽出された、物語を駆動させる構造(型)のことです。民族・言語・文化・社会・時代を超えて、あらゆる物語が数十種類の物語母型から派生していることが、調査研究によって明らかになっています。

 

「スターウォーズ」も「寅さん」も実は同じ物語母型です。

ただし、この物語母型は物語の骨組みにすぎません。この骨組みに対して、肉付けを行っていくのが「物語編集術」です。物語編集術は、松岡正剛が校長を務めるイシス編集学校で修得することができるストーリーライティングの方法です。

 

物語母型を元に、世界観やキャラクター、シーンやナレーターを豊かに編集することよって、独自で多様な物語が生まれていきます。イシス編集学校では開校以来、2000篇以上の物語が編みあげられてきました。

 

今回の「月の国の物語」もイシス編集学校の師範(編集コーチ)によって制作されました。「英雄伝説」という物語母型に対して、月の国の世界観や全10幕におよぶシーンの数々、20名を超えるキャラクターの造形などを行い、一つの物語が完成しています。

 

月の国の地図と登場人物たち

 

ぜひ、編集的方法がふんだんに詰まった「月の国の物語」をスマホでお楽しみ下さい。

 

◎物語編集術が学べるイシス編集学校は、10月13日開講

イシス編集学校では、基本コース[守]からはじまり、応用コース[破]、専門コース[離]へと続くコースが用意されていますが、応用コース[破]において「物語編集術」を学ぶことができます。また、[破]修了者のみが受講できる技法研鑽コース[遊]物語講座は、4ヶ月間じっくりと物語編集を学ぶことができるコースとなっています。

 

一度でいいから物語を書き上げてみたいという人から小説家を目指したいという人まで、ぜひ基本コース[守]から[破][遊]へと進んでみてください。きっと物語の母型を手にして、縦横無尽に物語を描くことができるようになるはずです。まずは、基本コース[守]でみなさんの挑戦をお待ちしています。