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[イベント・セミナー] 2014年5月29日
[レポート]〜実践的な編集スキルが身につく
「情報編集力」ワークショップを六本木ヒルズで開催

◎4月11日、アカデミーヒルズ特別講義
 豊かな発想を生む「情報編集力」向上講座 開催

ビジネスの現場では常に大量の情報から効率よく取捨選択し、企画やマーケティングに有用な形でアウトプットする力が求められます。

 

イシス編集学校(運営:編集工学研究所、校長:松岡正剛)は、そうしたスキルの基盤となる「情報編集力」養成のためのワークショップを、六本木・アカデミーヒルズで開催しました。

 

情報感度の高い経営層、マネジメント層を中心に約40名の方が参加。
  「大量の情報を活かす方法を知りたい」
  「企画力をアップしたい」
  「柔軟な発想力を身につけたい」
と参加動機もさまざまです。
受講者の所属する業界も、広告・出版・建築・商社など幅広く、異業種の発想が行き交うワークショップとなりました。


六本木ヒルズ49階会議室にてワークショップを開催

◎【読解篇】構造に着目し、多様な情報を取り出す

情報編集力の土台となるのは、情報を読み取る力です。
自分の思考のクセを知るための導入エクササイズとして、3分間で数十ページの冊子読解に挑戦。受講者の皆さんがまず注目したのは「本文」がほとんどでした。しかし、冊子には「表紙」「目次」「ページ構成」「図像」など重要な情報が潜んでいます。

「短時間により多くの情報を読解するにはまず目次を読み込んで、全体の構造を予測する必要があります」(ワークショップ講師・大川雅生)

まずは、基礎的な情報読解の方法を体験してもらい、「思った以上に情報が読み取れていなかった」と自分の読み取りのクセを意識していただきました。

 

イシス編集学校講師・大川雅生
編集コーチとして10年にわたる指導実績をもつ。

「情報は常に媒体・メディアといった乗り物に乗っています。
その乗り物の特徴を掴むことで、読み取れる情報量が劇的に変わります」

◎【表現篇】編集の「型」を使い、柔軟にアウトプットする

読み取った情報を「型」で扱うことで、情報編集はよりダイナミックに動き始めます。一見雑多な情報であっても「型」を使って分類したり、表現したりすることで、思考がより高速かつ創造的になります。

 

はじめに自己紹介を通して、「型」で表現がどのように変わるのかを体験しました。

今回使ったのは「三位一体」という「型」。数あるアピール要素を相関する3つのポイントにまとめる「型」です。情報の粒度をそろえることで、より伝わりやすい表現になり、コミュニケーションが促進します。情報編集には「38の型」がありますが、代表的なものを体験していただきました。

編集力向上講座は大盛況。2時間では短い!という声があがるほど。さらに体験したい方には、イシス編集学校の講座をご紹介しました。
 

◎【発想篇】発想の軸をずらして、連想力を高める

編集の「型」で情報を表現するエクササイズの次は、発想をひろげるワークに挑戦。発想・連想は、コンセプトメイキング、プランニング、商品開発など、多くの仕事で起点となるスキルです。

まずは「リンゴ」からどこまで発想が広がるか。多様な情報を引き出すコツは、「発想の軸」を意識することです。たとえばリンゴの色であれば、赤一色しか連想できなかった受講者も、「赤だけですか?たとえば時間がたつと何色になりますか?他にもコンピューターのリンゴもありますよね」という講師の声に、青、緑、茶色、黒、白、虹色、金色のように次々と情報を引き出すことができました。
軸を「時間経過」や「企業名」などにずらすことで、発想の幅は飛躍的に広がります。

 

テーブルワークを行い、チームで情報交換することでお互いの気づきや価値観がシェアされます。これもイシス編集学校式のラーニングメソッドです。

構造や型や軸を意識することで、情報編集力をビジネスに応用する可能性を感じていただいた2時間。さらなる情報編集力向上を目指してイシス編集学校に入門を決意された方もいらっしゃいました。

ビジネスでは着眼点が大事。
新聞広告であっても、編集の型があれば、たくさんの情報をキャッチできます。

 ▽受講者の声
  「普段見過ごしていた考え方のクセに気づきました」
                 (企画マネージャー:30代)
 「発想力やコンセプト作成力向上に効果的だと感じました」
            (クリエイティブディレクター:40代)
 「とても実践的なワークでした!すぐに仕事で活用したいです」
                 (マーケティング担当:30代)

編集工学研究所では、今後もビジネスに活かす「情報編集」のワークショップを開催していきます。企業様のご要望に合わせたワークショップも可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

【企業・団体向けサービスについて】

 

「情報編集力」ワークショップは、短時間で情報編集力の基礎となる「読解力」「表現力」
「発想力」を高め、企画・制作・提案営業・戦略策定など様々な業務に活用できるプログラムです。
 また、編集工学を導入したコンサルティングでは、新たなイノベーションを創発するためのお手伝いを行います。ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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