編集工学研究所

わたしたちは、「情報社会の編集」と「日本という方法」をもって、経済と文化が互いに支えあい、共に発展していく新しい時代のモデルを創出していきます。

ビジョン

情報社会の編集 複雑化する社会を解く

インターネットで世界とつながり、経済情勢から生活習慣に至るまで、あらゆる事象がデータ化される高度情報社会において、物事の因果関係は絡み合った情報群によって伏せられています。いま問われているのは、「情報化」する力ではなく「情報化されたものを編集化」する力です。編集工学という柔らかな武器を携えて、複雑化する情報社会のなかで新たな道をひらいていきます。

日本という方法 グローバル時代の日本を深める

複雑化する社会の中、従来の分析手法や要素還元主義的思考だけでは扱いきれない曖昧さや矛盾に直面することが多くなっています。対して、暗示力や加工力に優れた日本の知恵や方法は、多様性や多義性をそのままに新しいソリューションを導く鍵となります。編集工学研究所は、松岡正剛が長年にわたり研究してきた「日本という方法」を、現代社会で活用できるアーキテクチャとして組み立て、研究を進めながら、多様に展開していきます。

経済と文化をつなぐ 共感・共鳴・共創の時代へ

社会や企業の価値が経済資本の論理で測られ評価されるなか、共感に支えられるソーシャル・キャピタルをはじめとする新たな資本への期待が生まれ始めています。こうした目に見えない価値を生みだす仕組みによって経済と文化は劇的に出会い、互いに影響し合う豊かな社会がひらかれます。わたしたちは、編集工学に基づくエディターシップと、「日本という方法」をもって、経済と文化がともに発展していく新しい時代のモデルを創出していきます。

生命・歴史・文化

編集工学研究所が多領域にわたって研究開発を進めてきた礎となっているのは、創設以来のフィロソフィーである「生命に学ぶ・歴史を展く・文化と遊ぶ」です。
生命の動的なモデルや有機的なふるまいから未来へとつながる方法を学び、歴史のなかの社会モデルにひそむ叡智や世界観の変遷に課題とともに立ち戻り、文化が培われる過程で生まれた豊かな意味の連続や表現の多様性を胸に、未知へ挑みます。
生命・歴史・文化に思いを馳せることを活動の足場にしているからこそ、わたしたちは、思い切った「仮説」を手に編集の冒険へ向かうことができます。